メーカー修理してもらえる高級ジーンズ: 実例見てきました!
公開日: | 最終更新日: 2014/07/01 日本の技術・職人の技
▼桃太郎ジーンズ高円寺店
私の大好きなプレミアムジーンズブランド「桃太郎ジーンズ」には、「10年保証」というのがあります。 ※10年保証書がつくのは、直営店か公式オンラインショップで購入した定番モデルに限られます。修理を依頼した場合、ダメージの程度によって「無料」の場合と「有料」の場合があります。
この「10年保証」を知ったときは、「服」をメーカーで修理してもらえるってすごい!!とすごく衝撃を受けました。しっかり作ってあるからこそできるサービスですよね。
私は気に入ったものは長く使いたいので、靴とか傘とか腕時計とか、壊れて修理が必要だったりリメイクしてほしいなーってとき、古くからやってそうな町の小さな修理屋さんを探して持っていくんですが、メーカーが修理してくれるならそれが1番安心できていいなと思います。
さて、
先月、東京で桃太郎ジーンズの直営店を訪問した際、店長さんが穿きこんで穴が開いてリペア(修理)してもらったジーンズを見せていただいたので、その内容をご紹介します。
※ 商品等の写真は、特別に許可をいただいて撮影しています。桃太郎ジーンズの直営店舗は、基本的に店内撮影禁止です。
修理されたジーンズ
下の写真のジーンズ、どこを修理されてるかわかりますか?
破れた箇所・状況と、修理の内容
【破れた箇所・状況】
毎日自転車に乗るため、股のところが破れてきた。内股ステッチ付近に3センチほどの穴が開き、その周辺の生地は弱っている状態。
【修理の内容】
穴の補修と、周辺の弱った生地の補強。
【料金】
穴が開いていたので、10年保証(※)の無料修理の範囲外。修理代金は、4,000円。
※ 修理保証について:
桃太郎ジーンズ直営店(公式オンラインショップを含む)で桃太郎ジーンズの定番モデルを購入すると、10年保証書がついてきます。修理の程度によって無料の場合と有料になる場合とありますが、保証期間内は桃太郎ジーンズのメーカーである「藍布屋」に修理を依頼することができます。
修理箇所をよく見てみた!
内側に布をあて、縫いつけて補強してあります。
補強の縫い糸の色は、外側のデニム生地の色に合わせてあるそう。また、縫いの方向は、デニム生地の織りにあわせて目立たないように入れられています。
次に、リペアされた箇所を外側から見たところです。
こちらの2枚の写真は、店長さんから提供していただきました。
ココだよ!って言われてかなり近寄って見たら、おぉここかーと思いますが、ふつうに見たらわかりません。すごい。
まとめ
メーカーで修理してもらえる高級ジーンズのお話でした。
「気に入ったものは長く使いたい」という人にとてもオススメ。本格派ジーンズは「経年変化」や「色落ち」を楽しむものだからこそ、いい色落ちになる前にダメになっちゃうかも、という心配をしなくていいのはとても安心。
桃太郎ジーンズは一般的なジーンズよりはだいぶ丈夫にできてますが、それでも毎日自転車に乗ってたり、しゃがんだり立ったりが多い仕事でずっと穿いてたりすると、そのうち穴が開くこともあります。
そうなったとき、商品の構造を1番よくわかっているメーカーで修理してもらえるっていいよなぁと前から思ってたんですが、今回、実例の質を見てあらためて確信しました。
▼ショップをチェック♪
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